FXでは通貨の強弱により円高や円安に左右される場合があります。
FXトレードに限らず円高や円安は、
私たちが普段生活している環境下でも良く聞く言葉ですよね。
テレビやインターネットで、今日は円高になっています、または円安になっています、
と聞くかと思いますが、
何がどうなって円高なのか円安なのかが
今一つ分からない方もいる事でしょう。
さらに言えば、現在は円高なので輸入関連商品や企業、
そして海外旅行には有利だが、反対に輸出関連商品や企業には
不利になるという話も聞いた事があるのではないでしょうか。
ですので、今回の記事では円高や円安と聞いても
混乱する事無く理解出来るように解説していきたいと思います。
FXにおいて、現在の為替相場が円高になっている、
または円安になっている事を知る事はとても重要になってきます。
円高や円安の意味とは何か?
円高になることの意味については、日本円が海外の通貨に対して
価値がどうなっているのか?という強弱の値になります。
例えば、今まで米ドル円(以下USDJPY)が1ドル101円だったにの対して、
今日は96円になったとします。
この場合、今までUSDJPYを1ドル101円出さないと買えなかったものが、
今日は1ドル96円で買う事が出来ますよね?
つまり、今までよりも1ドル=5円も安く買う事が出来るのです。
5円安くと聞くと何だか日本円の価値が安くなったと
勘違いされる方もいるようですが、
実際には1ドル買うのに5円少なく済みますので、
結果日本円の価値が高く=円高になるのです。
FXトレードを行うときも同様で円に対して他の通貨が強いのか弱いのか
それがどの程度なのか見極めながら行う必要があります。
ですので、ドル円の動きだけではなくユーロ円やポンド円など
他の通貨ペアの動きも見ながら取引していく必要があります。
反対に、今まで米ドル円(以下USDJPY)が1ドル100円だったにの対して、
今日は105円になったとします。
この場合、今までUSDJPYを1ドル100円出さないと買えなかったものが、
今日は1ドル105円出さないと買う事が出来ません。
つまり、今までよりも1ドル=5円も多く出さないと買う事が出来ないのです。
5円多くと聞くと何だか日本円の価値が高くなったと勘違いされる方もいるようですが、
実際には1ドル買うのに5円多く出す事になりますので、結果日本円の価値が安く=円安になるのです
という事は、簡単に言えば円の数字が下がったら円高、
円の数字が上がったら円安と考えれば覚え易いと思います。
円高では輸入や海外旅行が有利?
これについては、先程の円高の部分を思い出していただければ話は簡単かと思います。
例えば、現在のUSDJPYが1ドル100円だったとします。
この時に100ドルの商品を輸入した場合、100円×100ドル=10,000円の支払いになりますが、
これが1ドル90円になれば90円×100ドル=9,000円の支払いで済む事になります。
つまり、円高になれば支払いが少なく済みますので、
その結果輸入商品や輸入企業が有利(儲かる)事になるのです。
また、海外旅行ですが、例えばハワイに行って10ドルのお土産を買ったとします。
この場合、1ドル100円であれば100円×10ドル=1,000円の支払いですが、
これが1ドル90円であれば90円×10ドル=900円の支払いで済むからです。
ちなみに、円安になればこれとは逆になりますので、輸出企業が有利になる一方、
海外旅行では円高と比べて余計なお金を支払う事になりますので、不利になります。
このように円高や円安は貿易関係の企業だけではなく円を買う動き=リスク回避という
側面もありますので、複雑な考えが相まって価格が決まっていきます。
そうはいっても難しいことは一切なく、チャートを見ながら部分を切り取る感覚で
FXトレードを行えば
利益を積み重ねるて資金を増やしていくことは可能です。
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