FX相場ではごく稀に大暴落が起こることがあります。
長くFXトレードを行っていると、ある日突然にドル円をはじめ
クロス円の為替レートが雪崩のように下落または逆に大暴騰する場面に
出くわすものです。
分かってはいますがもっとも、こういった大暴騰や大暴落は
1年に何回もあるわけではありません。
ちなみに、私も過去に何回か大暴落や大暴騰の場面に出くわしましたが、
その中でも特に脳裏に焼き付いているのが、
日本国民であれば皆さん覚えている2011年3月17日の大暴落でした。
2011年3月17日と言えば、東日本大震災が起こってから6日後ですが、
地政学的リスクがあると通常は、該当国の通貨が売られるため、
東日本大震災が原因であれば大暴落ではなく大暴騰になるはずです。
しかし、この時は大暴落になったのです。
為替相場の大暴落に対処するために
2011年3月17日の朝の事でしたが、USDJPYやEURJPYをはじめとした通貨で
ほぼ全てのクロス円が
ものの数分間で300pips以上の大暴落になったのです。
それはもう、何が起こったのか分からずに、ただ為替チャートを
眺めているだけしか出来ませんでした。
この場合、仮にUSDJPYを10万ドルの買いポジションを保有していたら、
数分間で30万円以上の損失にもなってしまう動きです。
数分間で30万円の損失なんて、資金が少ない方にとっては
再起不能になってしまいかねません。
そして、この大暴落によって多くの個人トレーダーが強制ロスカットになり、
これらのロスカットがさらに下値に置いてあった
ストップ注文も巻き込んで大暴落になったようです。
売りが売りをよぶ状態です。
その結果、USDJPYの最安値が76.25円という、
今まで見た事の無い円高の数字となって表れたのです。
さすがに当時は、ここまで下落するとは誰も予想していなかったようなので、
為替相場は一時パニックになっていました。
誰も予想していないという事は、つまり為替レートがこれほど下落するとは思っていないため、
ストップ注文をかなり深めに、またはストップ注文を入れていなかったのではないかと思われます。
そうでなければ、あれほどロスカットの連鎖が起こるとは考えられないからです。
ただ、為替相場ではある日突然このような大暴落や大暴騰が起こってしまうのです。
まさか起きないだろう、まさかここまで下がらないだろうと思っていても、
それが起こってしまうのが相場です。
ですので、為替相場で大暴落や大暴騰が起こった場合に備えて、
保有しているポジションには、しっかりとストップ注文（ロスカット注文）は入れておく、
FX口座の資金に余裕を持たせるなどのリスク管理が重要になってきます。
特にFX初心者の方は、いきなり大暴落や大暴騰が起こってからでは
対処する事が難しくなりますので、
事前のリスク管理が非常に重要になります。
多くの資金を入れてしまうという癖がある方は資金を少なく入れて
その分レバレッジを効かせて利益を大きく取るという方法もあります。
それには海外FXの業者の口座開設が必要です。
私がおすすめしているのは、日本人の多くのトレーダーが利用している
XMです。
口座開設は簡単ですので、こちらの記事を見ながら
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